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鼠径ヘルニア(脱腸)は医師にとって診断が難しい病気ではありません。
病院では以下の流れで脱腸の検査・診断が行われます。
1.視診
2.触診
3.腹圧をかけてヘルニアが見られるかどうかを確認します。
4.腹圧をかけて診察をしても、膨らみが見られない場合には問診を行います。
これらの診断を確実にするために、
・CT検査
・ヘルニオグラフィー(ヘルニア造影)
などの検査が行われることもあります。 |
脱腸の検査でもしCT検査やヘルニオグラフィーの検査を行った場合には、それぞれ1万円程度(保険適用になります)費用がかかります。
病院によって、費用は変わりますので確認をしてください。
ただし、脱腸は診断が比較的容易な病気ですから行わない場合もあります。
特にヘルニオグラフィーは一般的な検査ではありませんから、あえて行わないケースも多々あります。 |
脱腸は薬剤による治療はありません。
症状が出て経過時間が短ければ、鎮痛剤を使用の上、「用手整復」という、出したものを戻す治療が医師によって行われます。(脱腸手術と治療費・費用)
※ご自身でヘルニアを元に戻すことはしないでください。 |
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